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三原最新情報NEWS

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古けりゃ古いほどイイ。

2007/08/25 Sat
画像 597x448 64332byte少しだけだけど、時間がワープした。

昔の昔、木曾 中仙道の宿場町が繁盛してた頃。
その当時の宿屋を「旅籠(はたご)」と言った。 町人や役人、侍がたいそう色んなちょんまげを頭に結って行き来した事だろう。
ちなみに頭に旗を立てている子供は(ハタ坊)だ。


古い家並みが続くこの場所は「妻籠(つまご)」と言い、まだまだ昔の風情を観光ベースに残しどっこい元気だ。
 
そうかと言って観光客に媚を売るでなく、決して愛想はイイ部類でもないが適当なホッタラし感が妙に心地イイ。

ここを散策した後でやっぱり思うのである。
三原の町並み保存地区って、一体・・・。
涙、涙である。

全国的にもTOP3位に入るこの観光地を見て、我が郷土と比べるのはとてもフェアじゃないのは当たり前田のクラッカーだ。
あんかけの時次郎とエ〜と、何てたっけあのチビ坊主・・・。
とにかくあの二人がそこに泊まっててもおかしくない位、よく整備されてしっかりしたルール作りが出来ている。
その通りには自動販売機もなければ、売ってるタバコも昔のしか置いてない。(多分言えば新しいのは奥にあるんだろうけど、目に付く所にはゴールデンバットやしんせい、いこいとかしか見えないようにしている。)
もちろん車も朝一番の仕込みや夜の搬出以外は入れさせない。
ここまで徹底しなければ,おこがましくて町並み保存地区とは言えはしない。

かと言って、その3〜400mの通りを抜け切れば後は何のフォローもなしの田舎の景色の中に飛び出すだけで、ちょっとしたアミューズメント通りを通っただけなのだ。
「何〜だ。これだけ〜。」とまた欲っとうしい言葉が出る。

旅慣れない旅人が一番あつかましくて、めんどくさい。
わざと騒いでみたり、買いもしない商品を底からひっくり返してみたり、ろくに肉眼で見る事無くしょっちゅう準備不足の携帯カメラでピロロロロ〜ンとうるさい位に撮っている。
どうせそんなのでプリントしてもボロにしか焼き上がって来ないのがワカラないのだろうか。

そう言えば昔、「旅の恥はかきすて」と言っていたが、今日びそれでは困るのだ。 観光地がじゃない。 その悪しき観光人がこの先、人間として困るのだ。集団生活をしていく中でみんなが困るのだ。そんな脳みそしかない常識の欠けた人々が多くなるのが困るのだ。

モノはどんどん小さくなって、便利になって来た。
でも古くてもイイものはいくらでもある。
そんな価値を考えるいい機会にもなった。

小さい、で思い出した。 「白木みのる」だったけ? あのチビ坊主。
昔はおもしろかったなぁ〜。





須波  年金波止場の夕暮れ

2007/08/11 Sat
画像 701x526 54178byte須波の波止場を「年金(ねんきん)波止場」と言う。

たくさんの年配者が曜日に限らず、魚釣りをしに三々五々集まる波止がそう呼ばれるようになって4,5年は経つだろうか。
休日などは市外の家族連れなどもビックリする程に多い。
夕暮れ時は涼みに近場の人達がまた集まる。
さりげなく田舎のイイ風景のひとつだ。

今は子供達もコジャレた格好をして小学生だか中学生だか解らないが、オレッチらがこまい頃は角刈りの頭にランニング、半パン。 半パンといっても普通の綿とかの半ズボンじゃあない。 いわゆる下着のパンツだ。
綿とか麻とかのズボンはよそ行きのであって、庶民のズボンは少々汚れたパンツだ。

じゃあ女の子はと言えば、紺色の折り目の入ったスカートに生パンだ。
今の子の様にアンダーのアンダーははかない。 その点昔はいさぎよかった。 拍手だ。

昔は海がソバにない子は、井戸で泳いでいた。
正確に言うと何メートルも距離がない狭い円筒形なので適当に金魚のようにグルグル泳ぎながらつかっているって感じだったのかも知れない。
もう40年以上も前の事だが、オレッチはその直径5〜6メートルの井戸の上の淵から友達にイイカッコしようとして「オ〜ラ、よう見とけ〜よ!」と意気込んで飛び込んだ、そうだ。
その後はよく覚えていない・・・・。

しかもあろう事か、浮きブクロをしたまま飛び込んだそうだ。
ドボ〜ンと水しぶきを上げて、浮きブクロを水面に残したまま10秒くらい浮き上がって来なかったらしい。
ちょうどそこに2学年上の知り合いのお兄ちゃんがいて何人かで引き上げてくれたと後で聞いた。

多分人の生死の分かれ目と言う、二者択一のクジがあったのなら、まちがいなく最初の「生きる」のあたりクジを引っ張った瞬間だったのかも知れない。

夏、海や山で命を落とす人がいる。
生きたいのにそれが叶わない病気の人もたくさんいる。
生きれるのに自ら命を絶つ人もいる。
人の生き死には、ひょっとして自分の「意志」は関係ないのかも知れない。
本当に雲の上の何かから与えられているだけかも解らない。

年金問題が毎日ニュースで流れている。
平凡な生活でも「年金」が貰える年まで生きて来れると言うのは想像以上にサバイバルなのかも知れない。




自慢できるもの

2007/08/03 Fri
画像 640x360 83686byte甲子園行きの1枚だけの特等席券、売り切れた。

この夏も如水館か広陵かと思ってたので、あれよあっという間に勝ち上がってきた「総合技術」なるものに、それってナニ。 どこの高校? 専門学校て、ナンのよ。 ・・・って人は多分多かったと思う。
旧本郷工業の卒業生の知り合いは自分の周りにも3人ほどいる。
ひとりは野球部、ひとりはサッカー、もう一人は部に入ってた風でもない。

こと学生の、それも小、中、高のスポーツ部はいやはや、伸ばすも縮ますも指導者だなと今回ほど納得した年も珍しいし、結果甲子園のキップは取れなかったが、この野球部の連中は大したレールを本郷まで引っ張って来た。

どうせ学校が本郷駅のまん前にあるんだから、来年は遠慮せずに本郷駅から甲子園に出陣して欲しいものだ。
市長も教育長もワザワザ本郷駅まで行って「頑張って来いヨ」位のサプライズがあった方がいい。 いくら三原市と言っても、学生達はその駅に乗り降りしてるのだから。

試合も延長であそこまで行くとハラハラして、早く結果が出てほしいとさえ思ってくる。関係者には悪いが、やってる者同士がいずれも正義の味方なのでどっちも最後には応援している。

昨今はスポーツ選手もビジュアルが伴わないとなかなかマスコミも取り上げないし、最初はちやほやしてもすぐに悪徳週刊誌のネタにされる。
どんな彼女と付き合っててもいいじゃないか、授業中だってつい船もこが〜な。 ちょっとイケナイ事もするかも知んない。
 
問題なのは過剰にブームに乗り過ぎる一般人が困るのだ。
野球を9人でするのも、スクイズの意味も解らないオバさま達がイケナイ。
ニツポンを滅ぼしかねない位の害になって来ている。
暇とお金を持て余して少々の味にも満足しなくなったこの人達には「インフィールドフライ」もケッチャップをぶっかけられて食べられそうでならない。



ただのビビリ

2007/07/24 Tue
画像 360x480 62428byte山にひとりで行くと、いつも霊に追っかけられる。 ああ、おそろしや・・・。

根っからの小心臓の人間は、コレ怖いと思ったら最後、何にでも怖がる、ビビる。 
木がざわざわと揺れようが、トカゲがカサカサッ葉っぱの上を走ろうがだ。
もっと大きくビックリする時はこっちもやられっぱなしでは悔しい。 手にもっている山用のストックで何処にいるでもない「敵」に無用ノ介(むようのすけ)の殺陣のようなするどい威嚇をするのである。 遠くで見てる人にはきっと「キ」の字のあぶないあぶない登山者に映る。
でも本人は真剣だ。 と言うより、それしか恐怖を紛らわす手立てがない。

10年位前の秋に四国の山に登りに行った。 保井野と言う所から3人でハーハーきつい山行だった。途中の何と言うことのない坂道の端に墓標が建っている。 「何で。なんでこんな所から滑落して死んじゃうんだろう?」って。
石には「渡辺」と彫ってあった。 年も書いてあったが、随分若かったので何でここで・・と思ったのだ。
それから5〜6時間後、山頂からの帰り道。 すこし雨で濡れた木の根っこを踏んで僕はバランスを崩し、あれよあっという間に左の谷へ転がり落ちた。 ほんの1,2秒の事で、結構運動神経には自信もあったのに、引きずられるように落ちていった。
5〜6回、大きくつま先で円を描く様に回って落ちていった。 止めようにもどうしようも出来ない。
とっ、その瞬間まるで誰かが僕の足首をつかんでくれた様に、僕のその足首は丁度木の枝別れの所に挟まって止まっていた。


この四国への山行にはもうひとつ目的があった。
亡くなった父親の散骨の約束をやっと何年か越しで果たす旅でもあったのだ。
父親は海が好きだったので、瀬戸内海に撒いてくれとよく言っていた。
朝、フェリーの上からその約束を果たしたばかりだった。

「ふぇ〜 助かったぁ。」
上のほうでは他の2人が「だいじょう〜ぶ〜?」と皆んな何が起きたか解らない位不思議がっている。

10メートル位坂を登り、びっくり。
まさしく朝見た、渡辺君の墓標の横によじ登ってきた。

君は淋しかったのか?
助けてくれたのは君なの? うちのオヤジなの?

僕はその日から急に霊を信じる人になり、と同時に「山をヤル」登山者には珍しい位のビビリになったのだ。

三原の観光資源を考える

2007/07/14 Sat
画像 423x317 43530byte三原は観光資源が乏しいんだろうか?

そりゃあお隣の尾道と比べるから、見劣りをするのだ。
でも尾道の観光資源ってナニ? って聞かれたら・・・「坂道」 「ラーメン」 ・・・・ナニよ。 おおまかに言えばこのふたつだけジャン。
あとは観光慣れした商売人の笑顔だけである。

三原はそこら辺がぜんぜん垢抜けしてないから、テレビ映りも下手だし後手後手に廻る。
じゃあ偉そうに言うけど、三原の観光資源はナニよ?

僕が思うにそれは「筆影山と竜王山」しかない。
ただし、今のままの交通アクセスではバツもバツ、客なんか呼べやしない。

色んな予算やしがらみをこの際とっぱらって言えば、須波駅の裏からロープウェイをピューンと張ればいい。
海を見て、瀬戸の島々を眺めながら高度を上げていく。
そしてそのロープウェイの真下には登山道が頂上まで繋がる。
300mちょっとの高さなら登山初級者でもラクラク。 おまけに振り返ればこの島々と海のコントラストだ。

誰かが、何処かが大鉈を振り下ろさなければ起死回生のホームランは生まれない。
「いやいや三原には仏通寺が・・・」と言ってきかない人は、ずーっとそこで座禅でも組んでなさい。
尾道と競争したい人は、じっと指をくわえて「るるぶ」を小脇に抱えてる観光客を眺めてなさい。

今の三原に必要なもの。
それは観光資源のひとつでもなければ、一人でも市外から人を呼ぼうとする無意味とは言わないまでのイベントより、グイグイひっぱていく傍若無人なほどの怒れるリーダーだと思うのだ。

三原は観光資源がないのではない。
日本全国これだけ気候も穏やか、災害も少ない所はそんなにはない。
与えられている資源や素材を生かせてないだけなのだ。

その事に早く気付いて欲しい。
三原はイイ町なのだ。

ほんまに、あんさん芸術家でんなー。

2007/06/23 Sat
j 800x450 64490byteクモはさっきのさっきまで大ッ嫌いだった。

子供の頃家で何かいたずらをして怒られると、決まってお袋は自分が使っていた「資生堂」の空き箱に大きな大きなクモをいれて、「それそれそれ〜〜!」とまるで梅図かずおの漫画に出てくる恐ろしい女の様に「カサコソッ」音を出しながら擦り寄ってきていたのである。 トラウマというのは正にこの事か!

そんな何年間を過ごしていたのでクモにはタダならぬ恐怖心が宿っている。
トイレで頑張っていても小さなクモを見つけるや否や飛び出していく。 何年前だったか嫁さんと夜テレビを並んで見ていたら、大きなクモがテレビの下からササッ―と飛び出してきた。 只々ビックリして気が付いたら嫁さんの背中を踏んづけてソファーの上に飛び上がっていた。
「本来の人間性を見た・・。」とその後の彼女の態度は応用に冷たい。
 
50年近くもそんな恐怖の対象だったクモがある日のある場面から途端に僕のスパイダーマンになった。
家の蛍光灯の中から足を目一杯広げても2cmにもならない様なそのクモが、落下傘部隊のように「ヒューッ」と1m位急降下。 かと思ったら足をバタバタさせながら今度は急上昇。 何回も何十回も繰り返し繰り返し、そして出来たのがこのクモの巣だ。 

なんでこんな量の糸が腹に入ってんだョ〜?
綺麗スギねーか? この幾何学模様。
お陰で小学生の夏休みの課題のように、蛍光灯のひもに触れず2,3日を過ごす羽目になったのである。

小さいからいいのである。 かわいげで愛らしいと思うのである。
もし手のひら位のバカが調子に乗って僕の前で巣を作ろうとしたもんであれば、必ずやお袋に叩き殺すように頼んで、後始末のことやら潰れた後なんかもやはり見ることが出来ないのである。 ボクちゃんは。
こんな小心者にした母が、その後始末をするというのも進歩がないというか、身から出た錆というか、「いやはや実に情けないなぁ」で、ある。

走る。

2007/06/03 Sun
画像 648x486 57969byte日曜出勤の朝、何やら路上に人が多い。
ザワザワと多い。でも何となく楽しそうな背中ばかりだ。
そうか、今日は西小の運動会だった。

最近の運動会の音楽はシャレてて迫力がある。しかも結構な大音量。
昔みたいな ♪パンパカパ〜ン!♪ というようなレース前の馬か徒競走の生徒達を煽るトルコ行進曲っぽいのもない。

近所は理解がある町内だからいいが、これからはナンボ運動会とて騒音に文句を言う人間も出てくるだろう。
クワバラクワバラだ。

こどもはいい。 走っていればいい。
特に運動会は、走ってさえいればいい。

だけれど大人はずるいから、その先にテープが見えててもわざと止まる。

悲しいかな、運動不足のメタボオヤジ達は足がもつれてそんな事も考えるまでもなく、転ぶ。
実に滑稽で物悲しい。 でも日本全国今日一日で、コケタオヤジの数を想像すると、それはそれで妙に楽しい。


 

「平和ボケ」と「武士の一分」

2007/06/02 Sat
画像 268x201 41470byte久し振りに平和公園沿いを歩いた。
ベンチがあって、老人がいて子供が走り回る。
そして平和の象徴、ハトがいる。ウジャウジャ飛んで来る。こっちも集中してよく見てないとヒッチコックしそうだ。

最近は諸外国が何やらちょっかいを出してきたり、テロだ何だと異常な気配だ。
こんな時、よく日本人が自分達を指して「平和ボケ」を議論する。
確かにそうだろう。 だけれどそれは、アメリカみたいな目には目を主義的な国が「銃を持て!」、自分を守るのは自分しかいない的な堂々巡りでの利己主義をまかり通しているのとはぜんぜん違って、日本は清い精神の、優しい民族が自分達の損得なしに、そしてたくさんの自己犠牲の中からず〜と我慢しながら今日現在まで持ち続けている、ひとつの「美」なのだと思う。

それにしても「銃の悲劇」を声高に叫びながらも何と「つまらぬドンパチ刑事物、やくざ物ドラマ」の多いことか。
日本人が世界から「平和ボケ」と揶揄されるのは、その大方が我が三原テレビとNHK以外のおバカ民放各局のセイだ。

オリンピックの時だけ日の丸に涙する人、結婚式の時だけ神主さんを崇める人、そして「ニホンジン」を「ニツポンジン」と発音する人。
それはそれでいい。 一瞬たりとも心は「ニツポン」なのだから。

つい最近「武士の一分」を観た。
日本人の静かで、でもやり場のない憤りを自分を犠牲にしてまで「人の為に、そして自分の信念でやり通すこと」の大事さがヒシヒシと伝わる、まっ 前にどっかで観たな〜ってカンジの映画だった。
いちいち一本の映画の批評で人生観を考えようとは思わないし、そんな希望通りにもならないから、ああだったこうだったとは言えないが本当の意味で男気のある男がいよいよいなくなったなあと周りを見回わしては、寂しく思っている。
これも日本中の男達の平和ボケのひとつなんだろうかとさえ感じてくるのだ。

旅人という唄人(うたびと)

2007/05/16 Wed
画像 407x505 57413byte不思議な青年に会った。

三原の焼き鳥屋で、この風貌で、どういう訳か左手にふぐひれ酒を、右手に串を持って静かにその青年はいた。 
つい3,4日前まで沖縄のお好み焼き屋を手伝いながら音楽をやっていたそうだ。 傍らには随分と大事そうな、三線(さんしん)が。
その三線一本をアルミのケースに入れて何処に行くにも持ち歩いていたそうだ。
気が向けば岩場だろうが草っぱらだろうがおもむろに取り出してはシャカシャカ(この音があってるかどうかわからないが・・・)やるらしい。

今までの職業はナニ?  歳はいくつ?  彼女イル?
なんて質問、関係ないっかー って感じ。この青年には。

来週、尾道の商店街の中にある「芙美子」って喫茶店で何日もライブをやるそうだ。
一体その段取りは、そのコネは何んなんだ。君。

おじさん達はよく理解できないまんま、この青年の飲み食い代を気持ちよく払ってあげ、つかの間の旅人気分を味わせてもらったのであった。

そういえば、彼は別れ際にこう言っていた。
「僕、来月の初めに三線をひろめにニュージーランドに行きます。またどこかで会いましょう」っと。


マリンパーク「海族(かいぞく)」

2007/05/02 Wed
画像 648x486 61080byte須波港の真正面に「鷺島(さぎしま)」と言う小さな島がある。
今では全国的に有名になった「さぎしまトライアスロン大会」が毎年8月に開催され日本中から、また海外からも有力選手がタイキョ押し寄せる。
4〜5年前にはこのトライアスロンを題材にしたNHKドラマも撮られ、今をトキメクあの「オダギリジョー」が大事な役どころを演じた島でもある。(島の多くの人は主役の内田理名のサインはもらったが、この時あんまし名前の通ってなかったオダギリはノーマークだったそうな)

その鷺島に今度新しくマリンスポーツを提供してくれるその名もズバリ「マリンスポーツ 海族(かいぞく)」がオープンした。
ジェットスキーに乗れたり、バーベキュー、レストラン、もちろん長い砂浜に隣接しているので海水浴は一日中楽しめる。 
宿泊コテージも5棟あり、エアコン・テレビ付きと至れり尽くせりだ。(僕はせっかくこんな所に来たんだから大汗かいて寝ればいいと思うし、一日二日テレビがない方がよっぽど子供の為になると思うが・・・)

夏休み前でも評判が評判を呼んで早くもプチブレイクしそうな雰囲気だ。
送迎もモーターボート(結構楽しいクルーザーっぽいの)でしてくれるし、その点でもおもしろい。
ただ風の強い日に取材に行ったので、少々酔ってしまった。 情けない。
ジェットスキーに乗ってみたい方はゼヒ。

さつき祭りの季節

2007/04/14 Sat
画像 327x445 53474byte今日位から宮浦周辺の「ツツジ」がポツポツ咲き出した。
去年から比べれば、2週間は早いんじゃあないだろうか。  毎年「さつき祭り」より前にこの沿道の「ツツジ」が咲き終わってボトボト道端に落ちてるさまは、まるでイカガワしいティッシュの様で、何とも嫌な感じなのである。 
三原の100人中95人はこのイケナイ「ティッシュ」を「さつきの花」と信じて疑わない。 そして口を揃えて言うのである。 「さつきの花が咲いてる時にやればいいのに〜。」と。 傍から見てれば何とタイミングの悪い人達の祭りに見える事だろう。 
正直その花の事や、如何に開花に合わせてやる祭事が大変か、自分がやってみて初めてわかる。 
だから特に今年の桜の開花も、日本全国の宿屋から仕出し屋、弁当店、会社の花見幹事も気を揉んだことだろうと思う。

ここ宮浦公園の桜も結構人が輪を作る。
大きな木こそないが、人が公園に集まるのは単純にうれしい。
もっともっと色んな種類の大きな輪になって、「さつき祭り」にも参加してもらいたい。

小泉町のさくら

2007/04/05 Thu
画像 601x451 114953byte小泉町と竹原を結ぶ県道がやっとこさ太い道になった。
わずか15分で竹原駅前まで行ける。 やれ今の時代は「IT」だ「情報革命」だと叫んで久しいが、本当に便利になったと実感できるのはやっぱり一本の「道」だ。
たまにネットで行きたい施設などを探して「掲示板」の書き込みなどを見たりするが、顔が出ない勢いで好きなことが書いてある。悪口、批判、知ったかぶり、嫌味な優越感意識などなど。
もっとも親切丁寧に質問者に答えてくれる人達の方が多いんだけれど、おじさんとしたらやっぱりそれは許しちゃおけねい。
やっぱり人と人がコミュニケーションをとろうと思えば、多少ツバキが飛び交う位の暖かさがあってシカリと思うのである。

グランドのそばの桜はカッコイイ。
一本すくっと立って、みんなを見てくれている。
そこには会話などないけれど、木はずっと話しかけてくれている。

小泉町には山桜っぽい木が結構ある。 山に近いと言えばそれまでだが、ふと田舎に帰った様な気持ちにさせてくれる。

着々工事の進む「芸術文化センター」 ポポロ

2007/03/23 Fri
画像 607x456 90570byte工事といえばやはり山本浩二だろう。 今から36年前に広島東洋カープが初めてAクラスに入った時、ここ文化会館に浩二、衣笠、外木場らがやって来た。浩二はまだ金歯、銀歯ギラギラの時、衣笠は打つときゃ打つがここ一番で三振が多かったからあんまり同級生達にもウケは良くなかった気がする。そのAクラス報告会の最後はお決まりのピンポン玉投げでフィナーレだった。その後ウチの姉さんが文化会館で式を挙げた。その当時は国際ホテルなどなく、若者には一種のステータスとなっていた建物だった。 式の途中何故だか僕が一曲歌うことになっていて、たぶんカラオケの伴奏も何もなくアカペラ状態で、たった今の今、希望に満ち溢れ出でている新郎新婦の前で事もあろうに小椋桂の「さらば青春」を3番まで歌い切った。 30年近く経った今でも二人には何か申し訳ない気持ちで一杯だし、一緒にいるときに小椋桂の曲なんぞがテレビから聞こえてくると冷や汗さえ出てくる。
その後も文化会館にはスポーツを通じて、毎年5月末に開催している祭りでもそれぞれ15,6年はお世話になっている。
世間では今、使われない「ハコ物」が問題になっている。しかし極端な例を除いては一般市民の人達も少しは協力する姿勢がなければ、この建物もただの箱である。それこそ市政に対して「重箱」の隅をつつくようなチマチマした愚痴を言うのではなく、上手に有効に利用する事を皆で考えれば少しづつでもそれが前進だ。 
猛烈なカープファンではなくなったが、今年の10月、オープンしてまだ湯気が出ている建物の中で優勝報告会でも開ければいいのにと、夢のような事を考えている。

ヤスエもタマヨも元気にしてた!

2007/03/11 Sun
画像 630x394 47100byteヤスエもタマヨも元気にしてた! 掲載日: 2007-03-04「お前ら! 

ウチをオンナや思うてなめとったらいかんぜよ〜  オイ! お前の頭、スコーンと割って、脳みそストローでチュウチュウしたろか〜!」とタンカを切る。ヤスエはブランクを感じさせない程歯切れがいい。
男に最初っから最後まで相手にされず、結局壁に向かってダイブするしかないタマヨも元気だった。
7〜8年ぶりに「よしもと」を見たが「神明市」と同じくらいイイ意味で時が止まっている。
新人は幾らか頑張ってはいるが、どうもウケようとしてるのがミエミエでバタくさいのだ。

ヤスエはそうやって凄んだ後、急にかわいげな小娘に戻って決まってこう言う。
「あたし、怖かったの〜」と。

時代はこんな切り替えの出来る会社が伸びていく。売れていく。ベテランと給料の安い若者のバランスがとれていれば尚更いい。しかしトンチの効かない営業マンは去れだ。 そうして機械のように物言わぬパートを確保した店が生き残る。
「こんなんでいいのか〜!  これが働らくって事なのか〜!」そう頭の中で叫びながら、目はネクタイより身長の短いめだかが、死にそうになってる井上のじいさんを助け出すホロっとくる場面を追っかけている。
当分見てなかったからてっきり井上のじいさんは死んでると思っていたので、なんだかちょっとホッとした。

夜の神明市

2007/03/11 Sun
画像 428x571 46582byte変わらないモノ。 掲載日: 2007-02-23

久し振りに「だるま」を正面から見た。
おまけに夜の「だるま」は、初めて見た。

祭りの本番を明日に控え、準備がほぼ終わりかけた頃、一人の酔っ払いだか露店のオヤジだかが大きく怒鳴っている。 「お前〜! この道の境から出ちゃいけまいが〜!」と。 その後2〜3人のオヤジ達が混じって、不謹慎だが何だかいちゃもんがいちゃもんだけに聞いてて楽しい。 祭り前はこうでなくっちゃ! 自分達が子供の頃にやってたそれこそ子供だましとはよく言ったもので、針でチマチマ割ってく絵の板を昔と同じ薄暗いテントの中でいまだにやってたのにはいささか驚いた。 おぼろげながら40年前と同じオヤジがまだ子供相手に凄いスピードでその絵の板と50円を右手だけで交換しているのだ。 タイムワープして来て、自分が自分をすぐ横で見ている気さえする位、この祭りは変わっていない。 今風の格好をした人間に挿げ代わっているだけで恐ろしく時間が止まっている。

言い争っていたオヤジ達の所にとうとうパトカーが回転灯を回しながらやって来た。
オヤジ達もさんざんお世話になってきたのだろう、要領良く途端に静かになっている。

変わらなければいけない人達。
変わらないでいてほしい心たち。
そして変わらない時間たち。

夜の高速道路シリーズ

2007/03/11 Sun
画像 704x396 57326byteその四 掲載日: 2007-02-23

夜のパーキングはクサイ。

夏は夏で冬は冬で、排気ガスがとにかく臭い。
排気ガスは地球温暖化の最大の原因だ。今年の冬、さすがに「エルニーニョ」が大きな話題になった。 あれだけ10年も20年も前からアメリカの学者やTVが言ってたのにやっぱりニツポン人は直接被害に遭わなければなかなか思い出さない民族だ。 自慢じゃないがことフロンガスに関して僕はウルサイ。ギャ〜ぎゃ〜とうるさく企業を罵るような度胸はないが、一切フロンを出す商品は買わない。 少しでもカッコいい髪型を維持する為にも、少々蚊に刺されようがハエがうるさかろうがスプレーは許さない。(ノンフロントと、いくらごまかし表示がしてあってもだ)

そういえば昔、高速のパーキングで車内で仮眠をとっていた家族4名が、換気の為に開けておいたそのわずかな窓ガラスの隙間から、両サイドにいた大型トラックの排気ガスが入ってきて全員が亡くなったという記事を読んだことがある。
夜のパーキングは不気味だ。
入れ替わり立ち代り、大型トラックがネタ切れの回転寿司の様に次々補充されていく。

夜の高速道路シリーズ

2007/03/11 Sun
画像 360x640 55313byteその三 掲載日: 2007-02-14

知り合いが次々タバコを止めていく。世知辛くなったというよりは、今の世間のタバコ吸いを見る眼はもはや犯罪者扱いだ。隔離された喫煙室、レストランでは何処の隅でも白い煙なんか上がってはいない。スキー場のゲレ食にしてもそうだ。灰皿さえ遠くに隠してある。吸っているのは皮肉なことに厨房の奥の農閑期にバイトに来ているオバちゃん達だ。  確かにタバコは身体には悪い。 でももっとも悪いのはポイポイ吸い殻を投げ捨てるマナーのない一部の喫煙者といつもいつも健康を気遣いながらセコイ吸い方をする中年男達かもしれない。 哀れな喫煙者達は冷たい民衆の仕打ちにあいながらも、しっかりとタバコ税を払ってもいる。 しかもよっぽど長く入院しない限り医療費もそんなに使わずガンか脳卒中で間違いなく死ぬ。だから本当は凄くイイ人々なのだ。このニツポンに、地方財政に一番貢献している、なくてはならぬエライ人々なのだ。タバコ吸いを怒ったブルドッグみたいな顔で睨むそこらのオバちゃん達よりよっぽどマシな人間なのだ。

ところで何時も疑問に思っている事だが、JT(日本たばこ産業)の正社員達の中で、もちろん受付嬢もだが「私は身体の健康の為タバコは吸いません!」とのたまう輩がいると思うが、今のなんでもアリの悲しいニツポンでは平気でこんな事言う人間を面接で採用してイイんだろうか? そうかといって事務所中がニコ中みたいな臭い奴らばっかしでも困るが、要は気持ちの問題なのだ。
三原でもそうだ。 トヨタ車に乗る三菱社員、ユニクロの服を着る帝人社員の方々などなど、まったくもって実名を挙げて甚だ申し訳ないが、そんな職場に勤めている人は意地でも買ってほしくないのである。歩いて通勤しなくちゃいけまいが、裸で歩くしかなかろうがだ。 どうもこのローカル都市は自分達で己の首を絞めている気がしてならない。 難しいことばかり考えていると胃が痛くなってくる。 そうだ! タバコを止めれば治るかも知れない。そうだ、そうだ。

夜の高速道路シリーズ

2007/03/11 Sun
画像 724x408 43966byteその一 掲載日: 2007-01-2

よくトラックやダンプの運ちゃんの運転は乱暴で恐ろしいとかおばちゃんやおじちゃん達は言う。 がだ、いざ夜中の高速道路を走ってみると、大概マナーの良いのはその運ちゃん達の方で、おばちゃんおじちゃん達の方が運転の何たるかを知らない。一般道ですら、ウインカーは止まるにしても曲がるにしても出しゃしない。家を探しながらノロノロ。後ろの車なんておかまいなしだ。 プラス若い女のドライバーは、特にタバコなんて見たこともないような清純そうな子に限ってタバコを投げ捨てる。(僕は自慢じゃないが、そんなバカ女を95%の確率で事前に言い当てる事が出来る。)ゴミもついでに駐車場に。 オイオイ、それは家のゴミじゃないのって疑うくらいにゴミ箱に投げ入れる。さすがに高速でゴミを投げる輩はいないが、マナーの悪さは格段に一般ドライバーの方が悪い。特に三原のドライバーは悪い。 よその街を走った時に何故皆んな、この事に気が付かないのだろう。 ちなみに僕が一番素晴らしいと感じたのは、長野県のドライバー達だ。大袈裟なようだが彼らは心底思いやりを持ちながら日々運転している。 拍手!!

西宮のとんどはとんどもないとんどだ!

2007/03/11 Sun
画像 420x633 60014byte年一回みんなが集まる 掲載日: 2007-01-15

西小学校でこの地区のとんど祭りが開かれた。 何処からともなく集まった集は約400人余り。皆の集は毎年の段取りの如く、貰った竹と餅を手早く針金で巻きつける。 瞬間とんどが火の渦を巻く。熱い! しかし竹槍軍団は臆することなく次々に餅竹を綺麗に並べていく。 慣れているってもんじゃあない。 訓練されている。これでは皆な健康にならない訳がない。あれだけの瞬発力があるのだ。火の中なんてへいちゃらだ。しかし、くれぐれも火の用心で。 より一層の皆様のご健康をお祈りして。



雪不足で思うこと

2007/03/11 Sun
画像 612x459 41995byteあるところにはあるが、ないところはどうやっても、ナイ! 掲載日: 2007-01-11

お金も一緒。縁も一緒。人間関係もたくさん持ってるに越した事はない。こんなに世の中がスピードを増して進んで行くのだ、何かの拍子に急ブレーキでも掛ければたちまち奈落の底にハイサヨナラだ。所詮資本にモノを言わせる大型店が地元に何の還元もしないでひとり温く温くと、商店会費も払わず商売を始める。もちろん何の知恵も出さず、ひとつの努力もしない父ちゃん母ちゃん店は店をたたんでもそれはしょうがない。自分達のせいなのだ。 「絶対この店はつぶしちゃなんね〜」って奮い立つ賢き2代目のいない家庭も時代の憂き目に流がされる。  要は今を何時でも止まれるスピードで音楽を聞きながら走るか、下に落ちるのを覚悟でアクセルを床にいっぱいに踏みつけられるかどうかなのだ。


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