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三原最新情報NEWS

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プロフェショナルがいない。

2008/10/04 Sat
画像 864x486 90537byte少々高げで珍しいモノを出す店の仲居さんは、そのプライドも手伝い、さも得意げに「このお魚は近海で上がったアコウを一度唐揚げにした後香草で包み、30分程蒸し、薬味で味をととのえこの300年前の青磁の長皿にこの道40年、料亭を数々渡り歩いた板長が盛り付け、あたしがあんたんとこへこうして運んで来てやったんや!。」と。

旅先のコンビニに入って目的地を言って道を聞く。 それも複雑な事を聞く訳じゃない。 この店の前の道を右に行くのか左に行くのか聞いているだけなのに、「さぁ・・・、よくわかりません。」
ええか、おまハンはピッピッピッピバーコードを押してりゃいいだけじゃないんぞ。 ヘンピな所にこうして店があって客が来てるのにはそれなりの理由があるんじゃ。 皆んながみんなナビ持っとるんじゃないんじゃ。
その時給760円の中にこの客の質問も入いっとるんじゃ。 ワレ〜。

仕事柄デザインの人間と打ち合わせをする機会があるが、今の20〜30代のデザイナーはイラストが描けない。
自分のツボにハマったイラストならワンパターンだが描ける。
だから美少女高校生や目に星の輝く綺麗なおにいちゃんは得意だが家族で焼肉食ってるなんてカットを要求してもそれは絶対描けない。  もっとヒドイのはパソコンのイラスト集からしか絵を引っ張って来れないのが平気でボク、デザイナーですとおっしゃる。

今週末から始まる絵の展示会を見たく、瀬戸田の平山郁夫美術館に先月につづいて再度行く事になり、新聞広告で見たその展示会の前売り券の販売先の新聞販売店に問い合わせてみる。
電話にでたオバサンはものの見事に何かの間違い電話のように、どんな展示会があるのやらどういう買い方をすればいいのやら担当であるのにまるで他人事だ。 前売り券なのにこれから券を取り寄せたら来週になるとまでおっしゃる。
それはもう、前売り券じゃぁナイジャン。
いつも愚痴るが、そんなんだったらなんでそんな広告を出すのん。
自分が広告屋だから余計に腹が立つ。
無責任な事とプライドの薄さに改めて、もうこんなんで皆んな平気になって来たのかななんて思う。

そう言えば、責任感と言う言葉で思い出した。
少しニュアンスが違うかも知れないが、昔中古車の展示会を仕切った事があって、その期間中は高額な車を置いていると言う事で遅くまで見張り番をテントの中でしていた。
丁度悪い事に台風が近づいていた日で、突風で倒れ掛かって来た脚のひん曲がったテントを必死で車にぶつからぬ様押さえてた自分を思い出した。器用にもその脚を背中で押さえ、臨時にテント内に設置した公衆電話でウチの家族に応援のSOSをズブ濡れでしたのを。
でも、そうだ。 これは責任感とは違う。 誰だってするか・・・
でもその時、夜の12時だったのは今でも覚えている。
そうするとやっぱり、責任感、・・・     ちがうかッ!?


自分は人の為に生きているか

2008/09/29 Mon
画像 517x365 90825byte「 五体満足で死んでいく。」

本のタイトルを揶揄したように聞こえるかもしれないが、僕たちが50位の歳でこれからの『死』を考えた時、「五体満足の死」と言うのは当たり前の事なのか、それとも突拍子もない死に様なのか。

交通事故や作業事故で無残な格好では死にたくない。 病気で苦しみながらの顔もいやだ。 ましてやバラバラにされてゴミ袋に仕分けされどこかのゴミの日に出されるのも山の中に5年も10年も埋もれているのも魚についばまれながら海に浮かんでいるのも全然日常「ちゃはんじ」になってきているから厄介だ。

最近『人の死』についてのテレビ番組が多い。
ガンで余命幾年の宣告を受けながらも見事に跳ね除け5年経った今も元気に暮らしているとか、子供同士が同じ病気を互いに励ましながら戦っていく話とか結構どの局も『健康』や『死』に対して敏感だ。

会社関係だけでも一年のうちに大体7,8回葬式に出るが、この半年の間に『献眼』登録をされた方の葬式に2回参列した。
献眼登録をされた方が亡くなるとすぐ角膜を取り出す事になるが最初の方は深夜2時頃、広島から救急車で医者が三原の日赤まで角膜の摘出に来たそうだ。
僕はその時初めて知った。 その摘出された両目の角膜は片膜づつ2名の患者に移植され新しい光となる事を。


誰だってそう。
綺麗な顔で、安らかに自宅でもいい、家族に看取られながら逝きたい。
いくら綺麗に病院側で修復をして貰っても遺族の心情は、ましてや突然の家族の死に対して躊躇するのも拒むのもそれは止もう得ない。
ただ、死は誰にでもやって来る。
死んだその人が少しでも人の為にとドナー登録をしたのであれば、つらいけど本人の意志を最後の最後に叶えてあげなければ絶対にいけないと思う。

僕の義父は8年前に神奈川の横浜病院で亡くなった。
献眼と献腎のドナーであった義父は日頃から折り目正しく人の世話も良くした実直な人だった。
臨終の間際、医者が『ご臨終です。』と家族に告げる。
でもそのすぐあとには、まだ温もりもあるその身体の上に医者がまたいで乗り胸を両手で強く心臓蘇生をしながらベッドごと手術室へと運ばれて行く。

しょうがない。 
娘であるうちの嫁さんはきっと、今現在生きて来た中でそんな悲しい光景を観た事はなかったろうし、これから先もそれ以上の悲しさを観る事はまずないと思う。。
でも凄く立派な事だ。 それ以上口に出して言えない事の方が多いにきまってる。  


だって、本人が決めた事だもの。
尊重してあげなきゃいけない『死に方』だもの。
そう、つぶやく。

「みどりのおばさんは赤色おばさん」

2008/09/14 Sun
2008.9.15 512x340 96168byteみどりのおばさんは、信号が「赤」でもおかまいなしさ。

どうってことない、ある小学校の朝の通学風景である。
ここの信号は通学路が狭い事もあって時に大渋滞する。

別にたまには信号が『赤』になってもまだ渡り切れない子供だっている事もある。
細かい事は言ってない。

ただ、いただけないのはこの小学校の保護者の『送り迎えの車』だ。
20年以上毎日見ているが、ここ3〜4年のレベルの、モラルの低下は自信を持って三原随一と胸を張って証言できる。

まずもって、遅れた子供を送ってきた保護者が事もあろうに勢い良く校門に突っ込む、急停車。 サーキットのピットじゃあねえぞ!

そんでもって、雨の日迎えに来た車の大渋滞。
おまけに校門のまん前の横断歩道の際に駐車。 後ろから抜かして横断しかけた子供を引きそうになった事は何回もある。
白線から20センチもあいてない。 停車中の車はハザードつけてない、中で携帯掛けてる〜のタバコ吸ってる〜のオマン外人か?って位、髪茶色〜い〜のなんのって。
ほんで乗り込んで来る子供も髪今風のモダン〜の、またママとそっくりの茶々チャチャ色い〜の。
またこんなのに限って発進したと思ったら子供の友達にゆっく〜り窓から手を振り振りふり〜の交差点の中で止まらん位のスピードで後ろには全然おかまいなし。 (懲役2年と6ヶ月!! 執行猶予な〜し!!)

子供、まともに育つワケな〜し。
先生もつまら〜ん。

でももっと怖いのはこの小学校のまん前に市の保育所があって、そこの保護者が輪をかけてのマナーのない集団。
日本の未来に『明日』はない。

高知へ来るとゼヨ

2008/09/04 Thu
画像 592x309 82997byte「オマンは誰とよ?」

『ワシは、坂本龍馬ぜよ』
今日は、宮浦のポポロで年に一回の『商業界』という商売の勉強会の中・四国ブロックの三原同友会が主催する日である。
中・四国の中の同友会は14〜5あるが、三原は極端にメンバーが少ないので運営のその全てが大変であった。
特に集客はいくら一年前からの準備とは言え、800人近くを集めようと思えば他の同友会からの参加は期待してもせいぜい300人ちょっと。
あとの500人分を地元が頑張って集めなければならない。
会場が小さければ少ない人数でもカッコウにはなるが、それを許せないのが商売人の性か。
三原のリージョンでやれば他の同友会を入れてあと100人集めればいいだけだが、なまじポポロが改装したが為にしんどい集客をする羽目になった。

当日の講師陣の選択がまたまた大変。
マスコミで有名な先生は集客には有利だが当然その日を押さえるのに苦労する。
タレントもスケジュールの最後に取っとけば来場者の引止めには打ってつけだがギャラが会の総予算をすぐ飛び越える。
一年前からスッタモンダ折衝して結局決まったのが3ヶ月前の6月始めで4人の講師の為に実に26名の名前と交渉する事となった。
ハタから観れば何て言う事はないありきたりな先生達だが、これがなかなかある意味選びに選ばれた人達なのだ。

一番最初の人選の時には『竹中平蔵』の名前がでて2〜3ヶ月ジラされたあげく体よく断られた。何でも都内でのテレビ取材が入ったとか何とか。
宇宙に行った『毛利』さんも松下電器の会長も経団連のお偉いさんや終いにゃ何故か役者の『佐藤浩一』が知り合いにいるから女性客が集まりやすいだろう、商売の話なんかもうどうでも良くなって空席だけが不安な話ばかりに終始した。
今思えば『竹中平蔵』なんか呼んでたら大赤字でエライ事になってたぞなもしと、結構何やかやで集客が出来たもんだからそんな話もチラホラ出ていた。中には「ほんま、竹中みたいなエセ経済博士呼ばんでエカッタ〜。 他所に大笑いされとるとこで〜」と好き勝手な事を、あんなにあの時すがる様に講師を斡旋する事務所に懇願していたものを・・・・。

講師の最終決定をするには、わざわざ全国組織である『商業界』故にそのお偉いさんに許可をまず貰い、それから中・四国ブロックのまたまたお偉いさんに許可を貰い、そんでもってご丁寧に各同友会のメンバーが30名位三原のその会場のポポロに集まって最終の許可を貰う会議が5月の下旬にあった。

世にも恐ろしい、今まで聴いたことのない様な叱責、罵声が容赦なく浴びせられる。 三原の同友会のメンバーにだ。
苦労して苦労して内定したその4名の講師にいとも簡単にお偉いさんがこう言う。

『アカンアカン! アンタらこんな講師達でホンマ客を感動させられますのん?  こんなんで出来る訳ありしませんやろ!!  いますぐ他のを探さんかいな!」

勢いにまかせて隣の席のエライおば様がこう浴びせて来た。
『一体全体、何考えてんのー! あなた達は知恵と言うものがないのー!』
三原の皆んなが「じゃあ、誰呼んだらいいか、名前を言えよー」と、喉まで出掛かって、よ〜し止めた〜!と決めた瞬間、岡山同友会のひとりが、天の神様の如くこう言ってくれた。

『ま〜 三原の人もよう我慢するね〜  もうここまで言われるんなら、いっそ止めちゃった方がエエよ〜  うち(岡山)だったら止めるね。
今回小さい団体じゃけど無理して受けてくれた三原にそれはかわいそすぎるよ!  三原さん! 断りゃエエよ〜。』 

それから一切お偉いさんは口をつぐんだ。
あの助け船がなければ、本当に今日はなかったかも知れない。

来年の開催地は、高知。
日帰りでなく2泊3日の昔ながらの「商業界」のスタイルに戻すらしい。
20年位前までは大小を問わず全国から商売人が何か掴もうと手弁当で『本ゼミナール』と呼ばれるこんな講習会がいろんな土地で開かれていたそうだ。
商売人が余裕がなくなって来ている現在年に一回のこの講習会の持つ意味合いも少しづつ変化して来ているのだろう。

只、そんな大バトルのあった会議でも腹も立ったり、ヤケ気味にもなったけれど「大の大人が、しかもあのおエライさんて90歳ちかいぜ、おば様だって現役の商売人でかなりのヤリ手と聞く。 こんなにまだ、熱いんだ。 他所がふがいなく思えてハッパかけてんだ〜」と思うと、何となく面白く見えてきたのも事実なのだ。 こんな昔かたぎのカチカチの商売人は今の体たらくな口先だけの商売人に腹を立ててるのだ。 それが最後の方では羨ましくも見えてきたから、世の中不思議だ。


背中の下

2008/08/23 Sat
画像 640x360 43954byte明日、神戸の親戚で7回忌の法事がある。
盆休みも普段の日曜休みもろくに取れてなかったので、ついでにそこの近くを2日ほどブラブラしようと慌てて計画を立てる。
旅行本なんぞを買ったのは何年振りだろう。 山行の本は結構買うがどこどこの町へどうぞのたぐいは余り記憶にない。

以前ウチの親戚の家に行った時、なにやら旅行本がたくさん積み上げてある。色々楽しんでるんだなと思い何冊か手にしてみると、うん、何やらボロボロだ。 本自体は比較的新しいのに、何と言うか本のフチがやけに波打っている。
本人に聞いてみると、こう言った。 少し悲しくもあり、それでいて本気で笑えた。
「風呂の中で見るんよ〜」「行った気になって結構おもしろいんよ〜」「特に露天風呂んトコがええわ〜」
ビエ〜ン。てなわけで泣けた。

多かれ少なかれ僕も似たり寄ったりだ。
何も寝たら解かりもせん高い部屋に泊まらなくても、同じ予算なら安い宿に2泊した方がイイとのたまうイケズなグループだ。
そうかと言って1万円もつれの宿しか知らないかと言えばそうではない。
鹿児島の妙見温泉石原荘では4万円の部屋にも泊まった。
もちろん人のおごりである。

負け惜しみを言う訳ではないが、自分が一番好きなのは一人で行けるなら、その土地の地べたに寝転んでキャンプをするのが生にあってると思うし、それが本当の意味での「旅」だと思うからだ。

フェリーが出て行き〜の、やっさが終わり〜の。

2008/08/13 Wed
画像 778x584 73242byte今日は、とある会合で須波にある「寿恵広」さんという結構老舗の料理屋さんに来ている。
ここは海岸沿いにある店なので2階の窓から須波港が良く見える。
まだまだム〜ンとする空気の中を、もう恐らくあと2往復位で終了であろう
フェリーがゆっくり港を離れてゆく。
一日を一生懸命に働いた人、よく怒られた人やハーハーいいながらやっとタラップにたどり着いた人、汚れた作業服のままだったりちょっとよそ行きの格好で階段を上がっていたりする人達や車を乗せて船は瀬戸田や鷺(さぎ)島に送っていく。

いつの間にかやっさ踊りも終わった。
ついでに花火も終わった。
始まったのはオリンピックへの日本人の飽きもせずの賑やかしい賞賛と罵声の大合唱だけだ。

やっさ踊りは実際に踊ってみなければ本当にその面白さは解からない。
いくら「そりゃ〜 汗かいて踊り跳ねてりゃ楽しいに決まってるサー」と言われてもその差100倍である。

自分の踊りの下手さを沿道の人に見られてるんじゃなかろうかと一人不安になって下を向いたその目で前を踊る女性の妙に艶かしい腰つきにキョロキョロしたり、知った人に会いたいようなそうでないような。
自分の異常なまでのその汗の量に驚いてみたり、キラキラ青春してて美しいような実は臭げなその臭いや飛びちり先が気になってみたり。

祭りの夜はふけてゆく。



インターンシップ

2008/08/04 Mon
画像 591x591 59892byte高校生が地元の企業や商店で一日疑似体験することを「インターンシップ」と言うらしい。

今年から東高校が2年生を対象に募集したところ何と奇特な事に彼女がウチに応募をしてくれ(というか、広告に興味があったらしく、結果広告屋イコール中川しかなかった、三原には)先週やって来た。

もともとテニス部の部員なので明るく、何をこっちが偉そうな事を言っても「ハイッ、ハイッ」と元気良く頷いてくれるので、オジサン気を良くして喋った喋った。 ノドがちょっと痛くなるまで、シャベッタ。 それも何時ものように回りくどくなく、これ見よがしでなく、恩着せがましくでなく実に清々しく良く喋った。

テレビCF(コマーシャルフォト)に興味があるらしく、結構今の高校生以上の知識があるのにはびっくりした。
こっちがちょっとプロらしくパソコンで写真の加工とかを説明し始めても結構着いて来たので、意味なく焦った。

生徒も生徒で今日のこの成果を学校に報告しなきゃいけないとの事で、じゃあ、簡単に部活のチラシと個人の暑中ハガキを作る事にしてテニスラケットの代わりにウチワを持たせてその写真を取り込む事にした。
お互い目的が一緒だから色んなカットを30枚位撮っても4〜5分位しか掛からない。早い。
これがホントの仕事で、チラシ用の写真をそのお店の従業員のオネエチャンにでも頼んだものなら2〜30分は覚悟しなけりゃならない。これが普通。

中々この位の女子と話す機会も少ないし飛んで火に入るモニター代わりに色々聞いてみる。(広告屋の悲しいサガ)

Q1―持ってる携帯は? 「ドコモ」か「au」。 メール中心なので結局ホワイトプラン980円よりお得!

Q2―カラオケ屋はどこ行く?  平日は「まねきねこ」 休日や試験明けは「レッドペッパー」 だってワンドリンク制で100円安いもん!

Q3―休みの日はどこで過ごす? 「フジグラン」。(ク−ッ、カナシズギルゼー!)

Q4―良く行くファミレスは?  「ジョイフル」「グルメドール」「フラカッソ」。でも「安さのジョイフル」は中でノートを拡げてると怒られる。だから「フリードリンクの豊富なグルメドール」って事で。

ご協力、ありがとう〜ございました。
ちなみに受入れ前には校長先生直々にご挨拶にも来られ、体験後すぐに、彼女からも学校からも丁寧なお礼状を3通も頂きました。
東高校のそんな先生方や担当の先生を見ていると、お世辞でなく「いいぞ〜東高!」と思わずエールを送りたくなってくるのです。



高校生の生き方。

2008/07/24 Thu
画像 501x380 33421byteキツイ事言うけど、また負けた。

高校生の勝負事だから、言っちゃあいけないって事は百も承知だけど、負け方が悪い。
何が悪い。 一生懸命やってるんだ。 そもそも勝った負けただけで人を判断しないでくれ。 やってない奴に言われたくない。

当たり前。 ひとつも汗もかかず、テレビの前だけでああだ、こうだ、そりゃちがうと叫んでも、母校の体育館で応援している在校生の方がエライ。
市民球場でぐしょぐしょになって声を張り上げている生徒や保護者がエライに決まってる。
監督や選手が一番悔しいのも解かってる。
特に去年の雪辱から言えばこの一戦の勝ち負けの意味は想像以上のものがあった筈だ。

じゃあどういう風に負け方が悪かったって言うんだ。

車で外に出てラジオをずっと聞ける営業マンはいい。
喫茶店で携帯を留守電にしてコーヒーをススれる余裕のヨッチャンはもっといい。
悪いのは合間々にテレビをつけて大差になって安心して、さあウイニングショットだけは見ようとまた付けた画面に「オイオイ、冗談だろ」ってホケてる自分が情けない。

昔、家に早く帰りたいばっかりに、弱いカープの応援をテレビの前で僕一人でもしなけりゃ又今日も負けちゃいかんからといって上司の機嫌を取りながら逃げるように去った残業場もこうも試合経過がオンタイムで溢れる状況では何のハラハラ感もありゃしない。

人は、ひとによっても多少の差はあるにせよ、大概2,3日寝れば悔しかったり悲しかったりした事でも7〜8割方忘れる。
そうやって考えるとイイ生き物だ。
でもそれはよくよく考えると〈よ〜し、明日からがんばるぞー)って気構えがあるからすぐ忘れるのかも知れない。
だから、何をするにもやる気がなくて気力のない人間が執念深く色んな事件を起こす。
前向きな人ほど、とぼけて笑われる様な事もするけどひたすら一生懸命だ。

ところで、一体どんな負け方が悪いんだって言うんだ。
お前もしつこいな、いつまでも。 もう最初に言った事は忘れたよ。

テレビが必要以上に盛り上げる。 タイムリーを打った選手がこれみよがしに右手を突き上げる。 そしてホームイン。 抱き合う。 応援席にまたまたガッツポーズだよ。 アイドルじゃないぞ。 もっと、ユニホームを汚せ。 カメラの前で勢い良く泣くのはおよし。 砂は拾わんでもよろし。

優勝したトコもワッショイワッショイマウンドの上でせんでもエエ。
負けたトコも愛想笑いして、清々しさをアピールせんといて。
相手の校歌を邪魔する位、泣き叫べ!。

だけど、つくづく高校生は、イイ。

余談だが、明日ウチノ会社に広告に興味があると言う東高校の生徒が一日体験みたいなのでやって来る。
男か女か聞いてもない。 
何を偉そうに教えてやろうか、ハタマタ何を向こうから観察されるか楽しみと言えば楽しみだ。
面白い話になれば、次号にて。





もしも〜し。

2008/07/14 Mon
画像 432x768 56706byte電話が鳴る。「おたくさん、タクシー屋さん?」ときたもんだ。

「いやいや、お母〜さん、ウチはタクシー屋さんじゃあないんよ〜。」
受話器の奥で何やら納得のいかなそうにボソボソつぶやいている声がする。
「すぐ来て下ださるきゃあの〜?」
「ウチは中川言うんよ〜、タクシー会社じゃないけえね〜」
今度は本当によく聞こえなかったのか、ボケたフリをしているのか
「お宅さん、どなた〜?」と来たもんだ。

つづけて今日のおばあさんはこう言ってきた。
「タクシー屋さんの電話番号、おせえ〜てチョウーダイ!」
財津のピアノ売ってチョーダイ! じゃないんだっつーの。

「三原交通がいいんかね〜、中国タクシーがいいんかね〜?」
聞いた俺が馬鹿だった。
どっちだっていいに決まってる。
「お母〜さん、ペン持ってる〜?」
「ハァーん。」
「ええ〜?  ロクヨンの、イチキュウイチキュウ・・・」
受話器の奥で 「オ〜と、ロクニイ、ゴーゴーゴーゴー・・」
おいおい、それはウチの番号だよ。 メモなんかする気もないくせに。

そうこう何度もしていると、どきゃッと立ち上がる音、ヨイショっと掛け声。
今からやっとメモを取りに行っている。
こっちから掛けた携帯ならば、とうの昔に切っているだろうこの月曜の朝一に掛けてきたおばあさんは、少なからずまだコミュニケーションが取れてホノボノした気で受話器を置けた方だ。


ウチの番号は「坂田外科さん」や「第三中学校の職員室」や「駅前のやっさホテルさん」に酷似しているので一年の内、結構飽きない位笑わせてくれる間違い電話が掛かってくる。 ウチに限っては迷惑電話ではなく、タダのお笑い電話だろう。

「さっき薬もろうたんじゃが、この赤いのと青いのとどっちを先に呑むんじゃったかのう〜?」とか、

「2年3組の高橋ですが、急に朝から熱が出て〜」とか、タイガイこんなオッチョコチョイの人は電話に出ても挨拶がある訳でなし、お世話になってるの一言もなく、いきなり本題から入る。
だから間違えたと解かった時も実にイサギヨイ別れ方、切り方をする。
「ワアー! すいません!」と心のこもった謝り方をしてくれる。

朝のお母〜さんは痛そうな膝の治療でタクシーを呼ぼうとしていたんだろうか?   
三原の何だか少し暖かいのかノンキ過ぎるのか解からない月曜日が始まった。

興味を持ったものは、コレだ〜! ワンツウスリフォーファイヴシックスセブンエイトナインテン

2008/07/04 Fri
画像 571x428 89640byte今まで何十年も毛嫌いしていた「クモ」が急に苦手ではなくなったのが、彼らが芸術家の如くにほんの数分で作り上げるその模様の綺麗さと手際の良さだった。

山に朝登ると前を歩く人間は決まって髪の毛にクモの巣が何回も々まとわり付いてネチャネチャになって困る。
そんな厄介な巣でもよくよく見れば、やはり美しい。 朝露にたゆんで思わず「頑張れ!」と居ない主人に声を掛ける。

今までチャンチャラ興味がなかったのに、フトその瞬間からマバタキをするのも惜しい位に気になり、見つめだしたモノ達ベスト10。(しょ〜もナ!)

@ロス疑惑の三浦義和が肩から提げてたモスグリーンの「ハンティングワールド」
 
A女子マラソン有森裕子の夫の一言「アイ ワズ ゲイ。」

B試合無効か有効かでもめた「男子ハンドボール」と「宮崎」

Cパックアタックを打つたび揺れる女子バレー木村の「巨乳」

D真実に迫るニュース司会者、小倉の「ハエギワ」

Eお騒がせ泉元弥と母の「能」

F月末になると渋滞する「セルフガソリンスタンド」

G競泳スピード社製水着を着用した時の北島の「モッコス」

H三浦雄一郎の父、敬三100歳までした「スキー」

Iタレントと弁護士のする「県政と府政」
          
        以上 おそまつ。

「うつけ」のフリして、ババンバーン!

2008/06/27 Fri
as 670x471 76299byte自慢じゃないが、今までNHKの大河ドラマはせいぜい興味を持って勇んで観ても4,5回目でギブアップしていた。

「松嶋菜々子」や「仲間由紀恵」目当てでは、所詮登場人物が複雑になってきて、そこに時代考証などが複雑に絡み始めた途端、儚いチャレンジはことごとく失敗に終わっていた。

ところが日本全国の歴史あんまし解かんない人間3,000万人の為に、NHKは頑張っている。 と言うか、「宮崎あおい」と「松坂慶子」が二人頑張っている。 芸能ネタは苦手だが、「蒼井優」ではチト「家定」を慕うあの宮崎のウルウルした逆さまの三日月みたいな目はできないし、「仲間由紀恵」みたくいつも人を疑っているようなあんな裏返った声では時代劇には合わない。

普通のオジサン達なら間違いなく「宮崎」目当てで観ている。
情けない。 
では、自分はどうだ。
多少それはあるが、一人の女優として見た場合、彼女の芝居に打ち込むその姿勢がとてもイイ。
何がイイって、ズラじゃないのがイイ。 調べた訳じゃないが、あのデコピンまるだしで、ジャジャ馬的なノリがイイ。

普通の何の芸もない芸NO人なら自分の結婚式は格好のテレビ出演だが、彼女の場合丁度、ドラマの10回目位で鹿児島から江戸へ正に嫁ぐあたりだったので、六本木辺りでやったその結婚式のウエディングドレス姿を一切テレビの視聴者に見せなかったのだ。  あっぱれ!
よく聞け〜 神田うの!  恥ずかしくないのか〜 マルシア〜! 
ついでに、よくもいけしゃ〜しゃ〜とノコットリヤがんナ〜、 山本モナ〜!

ズラといえば「草刈正雄」はイイ、ズラを被っていた。
僕は知っている。 あの「草刈正雄」が結構前からそうだったことを。
でも若い人たちは知らない。 「草刈正雄」が一世を風靡した、元祖イケメンタレントだったことを。

そして僕は全然知らなかった。彼が演じた「安部政弘」なる人物が福山城の城主だったことを。 福山城の真下の高校に通ってた僕なのに・・・
こう言うところが100%歴史オンチである。

うつけのフリをして、実は切れ者。
その逆は沢山いる。
知ったかぶりして何も知らない、考えない、ヒラメかない。
戦わない奴らに限って、大口を叩く、チャチャを入れる。
気が付いて欲しい。 
何の為に先人達は今の国を思い、戦って来たのかを。
僕たちはうつけのフリをせずとも、ある意味どうしようもない「うつけ集団」に成り下がってきている。
人をダマすことにさして罪悪感を感じず、「嘘も方便」と言い訳をする。

いつ頃からなんだろう?
みんなが、みんなに「嘘」の付き合いっこをしだしたのは・・・・

父の日、母の日。

2008/06/16 Mon
\ 277x325 6141byte狂気に満ちた犯罪が起こる度に、その犯人の家庭環境は、教育は、親は何をしているのか、どんな職業なのかとテレビは伝える。
そしてハンコを押したようにこう言う。
「親は教育熱心でことさら子供には厳しく、またその子供も成績もよく近所の評判もすこぶる良かった」と。

父親の威厳がなくなって久しいし、げんこつ親父やカミナリおやじという言葉はもう死語にもなってるが、一概にその犯罪者を生む家庭は、本当に子供に厳しく接していたのだろうか?
そもそも「厳しい」ことがまるで悪いことのようにメディアは伝えるが、正しくきちんと怒ることが今の体たらくな大半の親から見ればその厳しく諭すと言うことが果たして「悪いこと」なのか・・・・。

厳し過ぎればまた色んな弊害も出て来ようが、どうも今のバカ親は子供との絆を守らんが為に見て見ぬ振りをし通し続けて疲れ過ぎている。

手を上げれなくなった父親はある意味子供のただの同居者と同じだ。
生徒の耳をツマミ上げれなくなった教師はただの家庭教師に等しい。
父親より権限を持ってはいるが嫌われたくないいっしんの母親はただの「乳親(ちちおや)」だ。

やはり「パパとママ」はアメリカ映画の呼び名だけにして欲しい。
コテコテの利己主義黄色人種の我がニツポン人はお父さん、お母さんがちょうどいいんだ。

明日は「父の日」。
そう言えば僕らが高校生だった頃、今日はバレンタインデーだけど、もう授業が終わって帰れるのにまだチョコをひとつも貰ってない友達は用もない教室で雑談をしながら女子が他の授業から帰って来るのを待ってたりした。

世のオヤジ達の中にも子供達からその包みをハラハラしながら待っている。
決して百貨店のコマーシャルの様に安全で美しく楽しい「父の日」ばかりではない。

「とうさん」・・・・・
そう言えば三原でも大きな建設会社がその憂き目にあった。
かと思えば、歴史のある三原を象徴していた繊維会社もポシャってしまった。 悲しいかな、「かあさん」は、ない。





カッ食らう。

2008/06/04 Wed
画像 1473x824 90259byteウチの母はご飯茶碗をまるで「お抹茶」を頂く時みたいに、腹を空かした子供が3日振りに飯にあり付けた様に顔に茶碗を貼り付けんばかりの格好で食べる。(ときがある。何時もいつもではない。)

その真剣さがほんのり好きだ。

僕は少々の場面でも落ちたおかずは拾って食べる。
コンクリの上だろうが芝生だろうがましてや自分んちなら100%OKだ。
時たま同席した人の手前そうしない事があるだけで、出されたものは残さないしめったな事では食べ物は粗末にしない。 当たり前の事だが。

ラーメン屋で出てくるなり輪ゴムで長い髪を後ろで束ねて「いただきまーす」と言って食べ始める女性が好きだ。
コーヒーカップに付いた口紅を最後に拭き取る人も好きだ。
最近は滅多にいなくなったが食べた後間髪入れずにゲップをするオヤジが好きだ。
マックのレジの前で何分も迷っている子供が好きだ。
ソバ打ちの実演を見た後で何人前か計算できないほど買い込むお母さんが好きだ。
お客がゲロッた後始末を手早く済ませる店員も好きだ。
滅多に来ないからと自分だけ1,500円もする「ウニあわびタラバガニスペシャルらーめん」を注文する嫁さんが好きだ。
猫舌だからと皆んなが食べ終わりそうな頃からお好み焼きを食べ始める部下が好きだ。
何時も辛〜いカレーの時に決まって「インド人もビックリ。」という先輩が好きだ。
バイキングだと一通り皿に盛らないと気が済まない青年が好きだ。
コップの水にスプーンをつけるのが癖になってるおじいちゃんも好きだ。
わさびに興味を持って舐めてみてその恐ろしさに泣き叫ぶ幼子が好きだ。
箸にホンの15〜6粒しか米粒をつままないで口に入れる線の細い女の子が好きだ。
トンカツが夕食のおかずなだけで「やった〜 ごっそうだ〜」と喜ぶ自分が好きだ。
ついでに犬が「クハッ、クハッ」って下に落とさないように器用にほうばってる姿も好きだ。

とにかく、一生懸命に食べる姿が好きだ。



賢い雨。 げにオコナイは天気にでる。

2008/05/24 Sat
2008.5.25 720x405 91250byte土曜雨90%、日曜70%、祭りの終わった月曜0%。
何なんだよ〜。 オイ!

日頃の行ないがココ一番にでるのが、天気だ。
普段は特に何とも思わないが、一年に2〜3度は「頼むから今日だけは降らんとって〜」と神頼みして軽く十字を切る事がある。右から切るのかそれとも左からなのか知らないが、キリストの顔を思い出しながら「頼むから・・・」と神妙に切る。 自分勝手な瞬間クリスチャンだ。

祭りの実行委員長は特にその期間の天気予報には敏感だ。
誰だって自分が責任者の時には降られたくない。 出店している町内会の屋台の為、ボランティアスタッフの為、ステージに上がってくれる出演者の為に、不謹慎に月曜日だったら台風や洪水になってもいいからと迄思い詰める。

過去僕は17年間のこの祭りの天気の統計を暗記している。
恐ろしいかな、昔のニツポン(につぽん)人はよく言ったものだ、間違いなく、正真正銘その人の行ないはその肝心な日に「天気」として出る。

ある実行委員長は良い天気予報だったにも係わらず途中ザーッとやられ、吹奏楽は慌てて楽器とイスを持って非難したり、見る見る客席がプールになったり、焼きソバの狭いテント屋台に得体の知れない2〜30人の客同士がそのソースの臭いだけをずーっと嗅ぐ羽目になったりもする。

準備の金曜日のあさ7時から3日間まるまる、悲しいかなあとかたずけの時になってこんな青空見たことないやっって位の空を見せてくれた委員長もいた。 日頃の行ないは、追って察するべしである。
こんなデータベースがあって僕は「日頃の行ないは自分が祈る時に如実に答えが出る」と信じている。

ところで今回はどうだ。
見事、雨、雨、雨の予報を裏切り雨が要所々をすり抜け、ステージは何の支障もなかった。 ほんとに「賢い雨だった」

でも今までで最高に行ないが良かった委員長は西町のお米屋さんだ。
彼はアンビリーバブルに雨100%の3日間を本当の五月晴れ100%に変えて、今伝説の「さつき祭り雨予報士」として皆んなから一目置かれている。

ホントの町は、大きな道からほんの20メートル先。 

2008/05/14 Wed
画像 551x414 101951byte三原の端っこ「糸崎」は、恐ろしい位 「いなか」だ。


時貞、木原、寿、広友という町名が集合した大体を糸崎と呼ぶ。
糸崎町と言うのもあるが、駅前の辺りで余り風情はない。

全体は山の斜面に立ち上がっていく住宅地で、坂道だらけ細い道だらけの結構車がなければ年寄りには厳しい町である。
尾道ほど有名で、そこに住む人たちがプライドを背負って毎日を登るのはいいが、コチトラ「ただの坂」とすれば、これ程苦しいものはない。

でもコト「健康」の二文字を意識した途端、この坂はとてつもなくダイエタリーな道と化す。
夜道を登るのが嫌で飲み会の回数が減ればいい。
こんな細い道で車がデコボコになると軽自動車にするのも結局は地球にダイエットかもしれない。

「糸崎駅」は随分と昔は今の三原駅なんかとは比べようがない程栄えていた。 今でも残る広大な保線区や切り替え所を見ると三原地域の基点だったのも頷ける。
自分がまだ小学生だった頃は親の実家の府中に遊びに行った帰り、いつも糸崎駅で「そば」を食べさせてもらうのが嬉しかった。
そのままこの列車が走れば2〜3分で三原駅に着くのに、14〜5分程度の待ち合わせが必ずと言って良い程あった。
ホームでは、おじさんが首からぶらさげた箱の中に茹でそばが入ったプラスチック容器があって、ひとつ頼むとその容器の中に大きなやかんに入った「つゆ」を注いでくれる。
いくらだったかはっきり覚えていないが、多分40〜50円だったろう・・・

そのおじさんは大きな声で叫んでいた。
「そ〜ば、そ〜ば、テンプラ〜 そ〜ば!」と。

その時の味を今言うと、「日清の天ぷらそば」のカップに沸騰したての湯を注いで3分待たなきゃいけないのに、70℃位のぬるい湯を入れて腹へって待ちきれずに1分半で上紙破いて食っちゃたってカンジ。

国道から入って山に向かってほんの少し歩くと、「クサイ・・・・。」
なんだ、ネギ坊主だ。 「げっ!」

急に警報機がけたたましく鳴り出す。
それもその筈、遮断機が鼻スレスレに降りてくる。
「ギャカーン!! カーン!! ギャカーン!! カーン、カーン!!」
列車が凄い勢いで通過する。

すると何処からともなく「ホワ〜〜ン。」
ん、何なんだ、この「ふんわかソフラン」のCMの様な香りは?

「まさか・・・」
さっきの「ネギ坊主」がチラリとこちらを横目で見て、得意げだ。



血沸き、憎しみ踊る。

2008/05/04 Sun
画像 519x389 58296byte毎年5月2日にジャスコの駐車場に献血車がやって来る。
朝の10時から夕方の4時までで約100人もの人達が献血をしてくれる。

「してくれる」と言うのは、少しの部分自分がこの献血活動の手伝いをしているからで、それがなければ、ある程度体の調子も気にならないなら買い物を終えて車に乗り込む時にこのバスを見かけても何とも、そう気にも掛けないかも知れないし、「あぁ、いつかしなきゃな・・・」位だろう。

人の役に立ったと思うのは正直この時位で、落ち着いて思い出しても普段はどちらかと言うと人に迷惑を掛けている側の方が多分、・・・多い。

でも不思議はフシギである。
どんなに善良でまるでマリア様のような人と凶悪犯で改心の全くないおよそ人とも呼びたくもないヤツの血が「同じ」でAとBとOとABの種類別の違いだけなのが・・・。

金がないから冠婚葬祭にはほとんど出ない人。
忙しいからと世話になった人の送別会に出ない人。
借りた恩をすぐに忘れようとする人。
必要以上に葬儀の案内をFAXする人。
女の子が来るからと早引けまでして飲み会に駆けつける人。
貸した恩を何時までも引き合いに出す人。

人には、与えた事を「損」とする人と、「楽しい」とする人に分かれ、貰った恩を「得」と感じたり「苦しい」と取ったりするからおかしい。


何かを人に「やる、与える」と何かを人から「もらう、頂く」となった時、
その人の本性が出るというか、大袈裟に言うと生き様が見える。その時オジサンのモラルの熱気は一気に成人献血限度量400ミリリットルを遥かに凌ぐ量で吹き上がる。

別に献血をする人だけが良い人だと言う事ではない。
人にしてあげれる必要最低限度の自分に気が付かないのが、ただ情けないなと思うので、少し愚痴りたくなる。

余談だが世の中には誰に遠慮して考えたのか、ハタマタ自動車協会の回し者か「AT車専用免許証」なる物が少し前に出来た。
じゃあ何か?  携帯電話の繋がらない山中へ車でワラビ取りに行ったは、崖から滑り落ちたオジサンがいるとしよう。 ハイ、血を流して今にも危なそうなその人をAT免許しかなくてタマタマ歩いて登って来たアナタが見つけました。 一刻を急ぎます。 でもオジサンの車は壊れんばかりのミッション車。 アナタは麓の病院まで運べますか? 
と、こんな質問はよくあります。 道路交通法か何かはこんな状況でも他の車を運転できる「緊急時何とか」と言うありがたい逃げ道があります。

でも、アナタは本当に自ら危険を冒してその急でおっかない坂道を下って行けますか?  崖だらけですよ、右も左も。さあ、どうです? 運転した事のないミッション車で。

ガソリン高等のお陰で運転初心者の女性も気軽にやって来るセルフスタンド。  ガソリン車なのに、「ワァー、こっちの(軽油)って種類の方が40円安いジャン!」って入れる人。
坂道をブレーキ踏みっぱなしで効かなくなる寸前までいってて、後続車から「危ないですよ、エンジンブレーキを使わないと」 と言われて、すぐにモンテカルロに「エンジンブレーキ売り場はどこですか?」と聞きに行った人。
急なパンクはJAFかソニー損保の電話交換手がするんだと思い込んでる人。

人は自分を犠牲にしてまで、血を流しても多少の切り傷を負ったとしても、それが生身の身体であれ、ハートに残る傷口になったとしても一体どれだけの事が出来るんだろう。

守る人は誰なのか?
守ってくれる人は誰なのか?

たかだかコーラ1缶分の血を抜いただけで人の善悪をその狭いバスの中で考えていた。







 

いかがわしいティッシュ、散乱!

2008/04/25 Fri
画像 584x438 102682byteまた「さつき祭り」の季節がやって来る。

来るのはいいが、今年も沿道の「つつじ」が祭りより先に道端に汚く落ちる。
まるでその様は「いかがわしいティッシュ」と去年言ったが、今年も間違いなく「イケナイティッシュ」の花が道端に咲く。

ちょっとオカシイ人達はこの陽気で花と同じタイミングで出没し始める。
だから色んな所でおかしな事件がこの時期起こる。

千葉県で沿道に植えてあったチューリップが軒並み切り落とされたり、走る新幹線から飛び降りてみたり、もう何人目かも計算出来ない位お巡りさんが拳銃で自殺したり、男性事務職員が3年間で10億円も着服したりと少々の事では国民はうろたえなくなっている。
そう、50歳前後の男が特に病んでいる。
少女への淫行、暴力、ホームショップでのショボイ万引き、飲酒運転、詐欺、放火とありとあらゆるジャンルでこの世代は活躍する。

自暴自棄になる前に、それが犯罪と気付く前に誰か止めてくれる人はいなかったのか?    誰か助けとなる人は回りにいなかったのか?
後で悔やまれる事件が多過ぎる。 どうしようもなかったではなく、どうにかなっただろう事件が多過ぎる。

三原も実におとなしい場所だが全国同様の様々な事件は、スケールが小さきと言えどもこれが一通りあるから不思議だ。
ずっと昔で言えばピアノの音がウルサイからと女子学生が女子学生を殺した。呉線沿いの線路で轢かれた年寄りは数え切れない。病院の治療ミスで死んだ学生もいる。 わずか3階の建物から飛び降りて死んだのもいれば何箇所も刺されてもケロッと生き延びてる人もいる。

そう言えば15年ほど前にウチが社員を募集した時、面接に来た中に当時24,5歳のその青年はいた。
口数も少なく、働く意気込みは出てるが、常識さが見えなかったので後日断りの電話を入れた。
この度は申し訳ないが他の人を採用するので見送らせてくれと言うと、彼はすかさずこう言ってきた。
「じゃあ、今度御社の募集があった時には又面接に行っていいですか」と。
その時どう自分が答えたかは忘れたが、多分その彼の事を思ってやれば、「ああ、その時まだ自分にこの仕事へのキモチがあれば又どうぞ」と返答したかも知れない。

彼のその前について知ったのはそれから1週間位経った後だった。
彼はその2年前に実の兄を包丁で刺し殺して服役していたそうだ。
神経の病気があった彼は だからか、あっという間に出所していた事になる。

今更とやかく言う事でもないかも知れないが、その時親はその彼を、面接に行くといった彼に何と言って、何と励まして、どんなキモチで行かせたのだろう。 子供が可愛いからそうさせたのか? 自立の為と自分にことさら言い聞かせて行かせたのか?

先日の光母子殺害事件の、あの表情のない十羽ヒトカラゲの弁護団みたいに自分達の名誉と保身の為だけに終始して周りが見えなかったのか?
自分の言い訳を繕う為に正義を必要以上に世間に曝したのか?
じゃあ振り上げた正義のピースサインは、今どこにあるんだ。

明日はわが身と震えるおじさん達は正にその50モツレを過剰に意識しながらすぐやって来るだろう60モツレの人達を観察しながら、ああなったらオシマイジャね、生きとる意味がないわ、とか ああはなりとうないね、死んだほうがましじゃし社会のタメにならん、 とかグズグズ言いながら一生懸命長生きする為に健康食品を採っている。








アブナイ カメラマン。

2008/04/14 Mon
画像 648x375 71738byteヘンなおっさんは、僕が知ってる限り 三原市内にも40人近くは、居る・・・。

桜が散りかけた頃、そんなヘンな事件は起きた。

「いやぁ〜 参った参った〜!!」
日頃、印刷物用の写真を借りたりすることのあるその先生は、半ば諦めとも怒りともとれる口調でそう嘆いて来る。

「参ったって、何をです?」
「あのね〜 この前、沼田西町の土手沿いの道で写真撮ってたらね〜・・・おまわりさんに捕まっちゃたのよ〜」
「え〜っつ!  また、何んで〜?」

「いんや〜、た〜だ土手沿いに帰ってくる小学生を望遠でねらってたのよ〜  そうしたら後でおまわりさんがすっ飛んで来て、校長室まで連れてかれて、始末書ってのか調書ってのかみたいなのを書かされて、もう犯罪者扱いよっ!!。」

話の筋は大方解かるにしてもどうも大袈裟でストーレートな筋書きだなと思いよくよく聞いてみると、この先生、普段は車で移動してるのにその日に限って原チャリでカメラ担いで「道」という題材で道路公団の懸賞作品に応募する為に川沿い周辺を「物色」していたそうだ。
これは写真用語で言うと、モチーフを探していたと言わなければいけないのだが、結果的にこの先生、いでたちがマズカッタ。

フルフェイスではないが中の顔がよく見えない半透明の風防のヘルメットを被ったまんまカメラを構えてたそうだ。
70歳くらいの割と小柄な人間がそんな格好で道の脇でしゃがんだり、背伸びしたり、あれでも土手のノリ面に這いつくばっていたかも知れない。

単純に小学生が変質者か弱げな誘拐犯か中途半端な火星人とかに勘違いしたとしてもそれはしょうがない。結果、何度も市美展やらやっさ祭りやら市の観光写真展にも入選した事のあるこの大先生はとんでもない汚名を着せられる事となったのである。

写真を撮られた子供が家に帰ってこんなヘンな人がいたよとママに話せば、それは小学校経由ですぐさまおまわりさんだってやって来る。

この先生は事情を話して解かってもらえる人で良かった。
しかし、市内にはそうそう理解してはいただけない人たちも多い。

竹の棒を持って自転車のスピードを緩めず、自動販売機のつり銭窓を実に器用に開けて走り去るおじさん。
春夏秋冬を問わず何故かお腹を出して駅前周辺を歩くゴルフの青木功そっくりのおっさん。
若いのに一日中白のスニーカーで主に宮浦を中心にグルグル歩き回るおにいさん。
どうしても、何が何でも車を縁石に乗り上げて止まらないと気の済まない元ウチの従業員。
道の角では必ず90度で回れミギヒダリして直角に曲がってくおばさん。
アルプスの少女ハイジの服装で花束を胸に握り締めて左右に揺れながらリズムをとってる花売りおばちゃま。
夏の炎天下でも革ジャンに大きなツバの帽子をかぶりピチピチ皮パンツで厚々化粧の多分70歳位の謎のアンタオノヨーコかって言う糸崎のオンナ。
何が気に食わなくってあんだけタクシーの横っ腹を蹴り上げた割にはこれで直しとけって修理代を10万くらい運転手に投げつける中古車屋のオヤジ。
雨でも夜でも車を運転する時は必ず濃いサングラスを掛ける塾の先生。
○○小学校の教室に入ってって下半身から白い液体をだす若い男。

三原には恐ろしいかなおかしいかな笑わせるかな、不審者といわれる人が僕のざっとの勘定でも40人近くは居る。


 


約束は絶対守ると「約束」したような気がする。

2008/04/04 Fri
画像 648x486 68493byte「いきなりかー!」 と、叫んだのは携帯電話のCMでの鶴、仲間由紀恵。
写真は劇団「かっぱ座」の三原での公演 「つるの恩返し」での2コマ。

今の人形劇は一昔前までの 暗い、悲痛、叫び ではなく、楽しく、明るく、元気に が根本にある。
今までの「見せる」から「魅せる」になって久しい。実際舞台上も色鮮やかな照明、気の利いた小道具が効率よく稼動し、劇そのもののテンポも小気味良くついうっかりしてると、良く出来た人形の口元の細かな表情を見逃してしまいそうになる。
最後に鶴(おゆう)が飛んで行ってしまう大掛かりな仕掛けも見事だったし、何より沢山の子供達が「鶴が開けてはなりませぬ」といった障子を無理に開けようとする悪い代官に「開けちゃダメ〜!!」と大声で叫ぶ所がお決まりと言えどもやっぱり子供達の感性とは凄いなと思ったのである。

世の中には、いくつかの「約束事」がある。
そしてそれは、守っていく約束とそうでない約束。
つまり破る事を前提とした「約束」も存在する。

「予定」は「未定」であって「決定」にあらず。
約束事を壊した時の語呂のイイ言い訳は、「嘘も方便」と、もっと悪い言い訳をする。

「いつまでもいつまでも私たち、一緒よ!フフッ。」っていくらラブラブなふたりでも今や小学校の一クラスの3割は母子家庭だ。こんなローカルな町でさえ都会の夫婦共稼ぎの家と同レベルなのだ。
どんなに事情があるにせよ、子供が出来てからの離婚はその子への約束違反だ。 子供は鎹(かすがい)とはよく言ったもので、本当に子供が接着剤みたいなあやふやな家庭も多い。そしてその場合社会は大様にお母さんの味方に付くが果たしてそうなのだろうか?
家庭内DVは結果的に仕様がないが、でもそれにしてもいきなり旦那がナタを持って襲い掛かる訳ではない。 伏線がいくつかあってとうとう耐え切れなくなる。他人事に聞こえるかも知れないがそれに立ち向かえない、子供も守れないお母さんは何処かへ逃げる事だけ、自分の保身だけを考えてはいないか。 もちろん圧倒的に馬鹿亭主が多いのは承知だが、これだけ日本人全員がコテコテのエゴ社会に突入しだしたのだから、結局のところ自分の事だけで相手の気持ちがもう理解できなくなって来ている。 だから小さな頃から人間愛を教え込まなければならない。 ちょっと言葉が理解できだした頃になったら言い争いをする両親を疑いもなく納得するからだ。

一週間前にヤフーのニュース記事の一覧にこんな2行があった。

「ホーム転落の人を助けようと飛び込み、即死。」
そして、こともあろうにその記事の上にこのバカな記事があった。

「広末涼子 離婚。」
当たり前じゃー!! わかっとら〜! 芸能人はどいつもこいつも結局話題が薄れてきた頃にこうなんじゃー!
 びっくりしたことか〜!  一般人もこんなん見習わんでもエエケーっ!
年収がちがうんじゃー!  育てきれんのじゃー!  真似せんでエエンじゃー!!

行き場のない遠吠えは続く・・・・・・・・・・・


集会所も千秋楽。

2008/03/25 Tue
画像 700x525 110284byteさくら、咲く・・・・・。
(写真は去年の宮浦公園の桜です) 

日本各地から開花の便りがポツポツと聞かれるようになった今日この頃、僕たちの周りにはそれに便乗して浮かれるイイ話がない。

当然日本人に「桜」、と聞けば楽しい事ばかりのイメージなのに、何故なんだろう? マイナスの出来事しか浮かんでこない。
桜ほど咲き始めを待たれて、開いたといえば猫も杓子も花見に出かけては騒ぐ癖に、いざ散ったとなると知らんぷりで、迷惑がられる花もそうそうない。
可愛さ余って憎さ100倍という奴か。

最近の相撲がまた何となく面白いのは、少し前の「小錦」みたいな悪役が「朝青龍」とオーバーラップして来たのが、妙に懐かしく日本人の「鬼畜米英!」的な悪い血を沸き立たせるのかも知れない。
只違うのはそこにはお互いしたたかな損得勘定があって、観客も今までの憎い、腹立たしい、アッタマ来る〜! じゃなくて番狂わせがあればココゾトバカリに座布団を投げる機会を待っている。そんなまた悪い日本人が土俵の周りには沢山いる。
もっと思い出せば「北の湖」だって憎たらしいを絵に描いたような横綱ではなかったか。

この千秋楽の日、ウチの町内会の総会があった。
60世帯位の小さな町内だが、やはりそれだけの人数が集会所に集まると何やかや、ある。
決まりかけた議題にチャチャを入れる人。 町内会費の50円値上げで血相変える人。 被害妄想で誰彼とはなしに、怒鳴る人。
多少のディスカッションはないといけない。 シャンシャン総会ほど無意味な集まりもない。 目立ってはいけないからと、文句を言ってる人に恨まれてはいけないからと大概の人はダンマリを決め込む。
たかだかそんな集まりの中でも、毅然と自分の意見を言う人はカッコイイ。
必ずと言ってイイほどそんな人はハゲている。  またそこが人望を誘う。
狭い集会所は誰かが早めに食べてきた夕食の魚のゲップの臭いや化粧の匂い、何やら乾燥した肌の空気を感じながら、こんな荒れ始めた会合に皆んなが一斉に尻に敷いてるうすっぺらい座布団を投げ合ったら面白いだろうなと一人考えていた。

優勝インタビューで横綱はこう叫ぶ。
「オオサカ〜 ダイスキ〜 まいど、おおきに〜!」 である。
小遣い稼ぎに来た昔の外国ロックバンドじゃないのだ。

しかし、この男の打たれ強さには参った!。 彼が再び市民権を得た瞬間だと思った。
ずっとこんな性格だと嫌だが、部分的には羨ましいと思った。
そこんトコがまたいけない日本人のルージュマジックだ。




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